糸で描いた作品と朗読から紡いだ「声の本」
関西を拠点に活動する作家、畑尾和美の詩画集です。当オンラインストアの副店長です。彼女は言葉を綴り、刺繍で絵を描き各地で作品展や朗読会を行っています。本書には日本各地で朗読会を行った際に読んだ詩29篇と糸で描いた作品数点が収められています。
また著者が一冊ずつ本の扉に小さな朝顔の種を刺繍しています。最後の仕上げの製本も一冊ずつフランス装に手作業で仕上げています。彼女の温もりが伝わる一冊になっています。
- 著者:
- 畑尾和美
- 発行日:
- 2011年9月21日
- ページ数:
- 180ページ
- サイズ:
- 145×215mm
- 扉竹紙:
- 菅野今竹生
- 表紙判子:
- 長島裕子
- 装丁・編集:
- 中島恵雄
畑尾和美kazumihatao1974年大阪生まれ。大阪在住。2000年、美術作家の永井宏さんのワークショップに参加したことをきっかけに作家としての活動をはじめる。言葉を綴り、糸や身のまわりにあるもので作品を制作。「歩くということ」「呼吸をするように」「いつものなかに」「雨の唄」など個展多数。2002年より、輪唱や合唱のように声を重ねるリーディングユニットmarinegirlsを三倉理恵とともにはじめる。そして、2007年から、ひとりの朗読会を日本各地で定期的に行う。「ボタンとリボン」vol.1・2・3(六耀社、WINDCHIMEBOOKS)、「FantasticSomething」(BOOKLORE)に詩を掲載。
http://hataokazumi.net