旅人と詩人の雑誌第二弾!
「朝のはじまり」「言の森」と二冊の詩集を出版する詩人、西尾勝彦さんが編集人となって詩と紀行文を掲載する「旅人と詩人の雑誌」の二冊目です。本書をつくるきっかけは、東北大震災、そして、その後を見つめたことから。これからどんな時代になるのだろうと考え、こんな時代になって欲しいという願いを込めて生まれました。西尾さんは、ここからの十年が大切だという思いを持ち、雑誌づくりをつづけたいと考えておられます。
旅での事柄、そして日常から生まれた詩、誰かの思いや言葉にふれることは、日々や記憶、そこから先を見つめるきっかけとなります。この本を手にして読み終えた後、思いをめぐらす旅人または詩人が、ひとり、ひとりと増えることを願います。特別ではない、かけ離れたことでもない、身近なことを綴る言葉が流れあふれる時代につづく一冊。この本は、大きくなくとも確かな声で「人」を伝え、感じさせてくれる本だと思います。
- 編集人:
- 西尾勝彦
- 図案人:
- :梅田唯史
- 発行人:
- 中島恵雄
- 発行:
- BOOKLORE
- 発行日:
- 2013年8月1日
- ページ数:
- 112ページ
- サイズ:
- B6版 178×128mm
石橋歩(詩人)/大西正人(絵本とコーヒーのパビリオン)/玉井恵美子(ソーイングテーブルコーヒー)/智林椰子生(智林堂書店)/中島恵雄(ブックロア)/ほんまわか/西尾勝彦(詩人)/森文香(羊草)/山下賢二(ガケ書房)