西尾さんの詩に安福さんの挿絵がついた詩集
BOOKLOREから数冊の詩集を発表している奈良の詩人、西尾勝彦さんの詩集です。今まで発表した詩集は言葉だけの静かな本でしたが、今回はイラストレーターでご自身も歌人である安福望さんに西尾さんの詩に挿絵をつけてもらいました。言葉から想像する景色が、絵があることで、さらに想像力をかきたてます。西尾さんの詩は相変わらず、のんびりとして、そして少し頰がゆるみます。本の中に、しかせん(鹿せんべい)の栞が挟まっています。こちらも安福さんに描いてもらいました。
- 著者:
- 西尾勝彦
- 装画:
- 安福望
- 装丁:
- 梅田唯史
- 編集:
- 中島恵雄
- 発行日:
- 2017年2月5日
- ページ数:
- 112ページ
- サイズ:
- 128×175mm
西尾勝彦katsuhikonishio奈良在住。2008年より、私家版の小詩集を作り始める。2010年、『フタを開ける』(書肆山田)、『朝のはじまり』(ブックロア)を出版。2012年、『言の森』(ブックロア)を出版し、同年旅人と詩人の雑誌『八月の水』(ブックロア)を創刊する。関西、関東と定期的に個展や朗読会を開催。フリーペーパー「粥彦」を不定期で、手書きでマイペースに制作している。
https://www.nishio-katsuhiko.net/