雲の生まれるところ

    • 永井宏
    • ボタンとリボンvol.2
    • 660円(税込)
    • 型番:b-029
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ボタンとリボンは、詩、散文、そしてアートを眺める本です。

ボタンとリボンは美術作家永井宏さんが発起人となって、刊行された詩の雑誌です。創刊号は六耀社から出版されましたが、それに続く二冊目は、ご自身の出版社WINDCHIMEBOOKSから出すことにしました。

“いろいろな人が見つめたものや発見した言葉を載せた本が必要だと思った”「読者のみなさんへ」として書き綴っています。「文章は誰にでも書くことができる」、永井さんは私たちにそう教えてくれました。そのことを実践している人たちの詩や文章の雑誌です。ただ、書いている人たちの文章を読むのではなく、読んだ人がまた「自分も書いてみようかな」と思うきっかけになって欲しい、そう願う気持ちでつくったのだと思います。

表紙:チャンキー松本
イラスト:福田利之他
ARTWORK:小山千夏 他

詩、散文:
永井宏 「お風呂のミツバチ」「笑顔の順番」「恋することに勇敢になればいい」他
岩崎有加 インタビュー、「その森をぬける途中で」
村椿菜文 「ぽとり、ぽとり」
鈴川郁子 「挨拶をしましょう」「2月のう
た」
イシカワアユミ 「犬とブドウ」玉井恵美子 「母、かつ子の楽園」「喫茶『富士』」
大社優子 「びわの木」
丹保昌子 「家のむこうの密林には」「楽園」「守りの木」
大塚ぶん 「なんだか楽しい」
西尾勝彦 「静かな家族」「お互い」「ひとり占め」
三倉理恵 「詩はおどる」
畑尾和美 「うちの母」
藤川宏実 「AYoungPerson’sGuidetoPoetry」
中川ちえ 「ダンス」
松橋恵理 「働くワンピース 1.ワンピース・ドレス」
廣瀬義智 「廣瀬SWAN珈琲への道 1.愉快の始まり」

5SMALLPRESSHANDS
millebooks藤原康二 「WATERKeikoKurita」
BOOKLORE中島恵雄 「場と場、人と人、おんさの連鎖」
8Plus芳賀八重 「8Plusのアトリエ便り」
transistorpress佐藤由美子 「Theday’sofbeat#1」

編集:
永井宏、古川久美子
装丁:
濱口雅彦
発行者:
中澤鴻吉
発行日:
2010年3月8日
ISBN:
978-4-9901710-9-4 C0092
ページ数:
60ページ
サイズ:
180×235mm

ボタンとリボンについて
ボタンとリボンは、美術作家永井宏さんが監修した詩の雑誌です。雑貨、カフェ、インテリア、庭、本、音楽、服、恋……、見つめてきたものを言葉に変えて、自分の中にあるアートを探し始めてみようという試みから生まれました。今の時代に自分なりのものを作るということを考えるきっかけになる本です。2008年に六耀社からvol.1が出版され、vol.2からは形を変えて永井宏さんが立ち上げた出版レーベルのWINDCHIMEBOOKSから定期的に出版されています。永井さんが亡くなられてからも、一緒に編集を携わってきていた古川久美子さんが中心となり、出版しています。
http://windchimebooks.com/bb/b-b.html