雲の生まれるところ

    • 豆灯 福井あゆみ
    • ロウソク 六角ブロックYE
    • 1,528円(税込)
    • 型番:tou-005
    • 数量

ロウソクを灯す時間をつくる

六角ブロックは白いロウの中に黄色いブロック型のロウがゴロゴロと入っていて、炎が内側に入っていくと黄色のブロックが映し出されるロウソクです。芯がロウの中に埋まってしまい炎が小さくなった場合は、一度火を消して液だまりを捨てながら使うといいそうです。灯芯をピンセットなどで溶けているロウの中に倒して火を消し、固まらないうちにすぐ起こすと、消した後にのぼる白い煙とロウのにおいが出ないそうです。また火を消した後の黒い灯芯が凛とした様子で美しいことも教えていただきました。

北海道の網走郡美幌町に「豆灯」と書いて“とうとう”という名の喫茶があります。ご主人の福井典和さんが珈琲豆の焙煎をし、奥さんのあゆみさんはロウソクを作られています。珈琲の豆とロウソクの灯りから「豆灯」。福井あゆみさんのロウソクは特別な時間に灯すだけではなく、日常の中、いつもの時間、普段に灯していただきたいという思いを込めてつくっておられます。「嬉しい時に見る灯り、悲しい時に見る灯り。ロウソクの静かな存在感は心を映し出すように感じます。灯りをともすと時間の流れが変わり、やがて炎がふっと消えた瞬間に、再び日常が戻ってくる。ロウソクは身近な魔法です」これは、あゆみさんがSEWINGTABLECOFFEEで行う展示のために書かれた言葉です。まっすぐに立ち上がる炎、溶けていく様子、灯を消したあとの黒い芯。実際、日常でつかっていただく思いの先に見える灯りを感じていただきたいです。

色:
イエロー
サイズ:
直径55mm高さ1200mm(燃焼時間約25時間)
備考:
■ロウソクに香りはございません。

福井あゆみayumifukui1997年のクリスマスより、型づくりから流し込みまでひとつひとつ手作りのロウソクを制作しています。特別な時間の為だけではなく、普段の生活に溶け込むような日常の身近な魔法であるように。ロウソクの穏やかな灯りが、暮らしの一部になると嬉しいです。

喫茶室豆灯 〒092-0004北海道網走郡美幌町仲町2丁目80-1
tel:0152-72-5675 11:30-19:00 木曜定休