詩人と画家の往復書簡
詩人でコピーライターの小鳩ケンタさんと、画家のイケダユーコさん、お二人の作品集です。
2016年に奈良で開催された企画展で小鳩さんがご自身の詩に絵を添えて欲しいとイケダユーコさんに依頼をしたときが、二人の共作のはじまりです。小鳩さんの詩から絵が描かれ、作品が生まれました。
時が経ち、2018年に今度はイケダユーコさんが絵を小鳩ケンタさんへ送り、イケダさんの絵から、小鳩さんが詩が生まれました。
本の前半は、2016年の詩→絵の作品を。後半は2018年の絵→詩の作品を掲載しています。時と場所を超えてのお二人の往復書簡のような作品です。
本の編集とデザインは、もともと、utanotaneというギャラリーとブックストアをされていた、KIGIPRESSの森さん。手に取った瞬間に「良い本だな」と感じたのは、森さんの思いが、編集にもデザインにも伝わってきたからです。そして手触りもとっても良いです。
小鳩さんは大阪、イケダユーコさんは鹿児島、森さんは徳島と、それぞれの拠点は遠く離れています。時間も場所も遥々やってきてくれた一冊です。
小鳩ケンタ kenta kobato1974年生まれ
2010年より詩を発表し始める。
2011年 朗読グループ「ななつきぐも」加入
以後、ソロ、コラボレーション含め関西で活動中。
コバトレーベル主宰
小鳩ケンタホームページ
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イケダユーコ yuko ikeda1980年1月広島生まれ。鹿児島県在住の画家・イラストレーター。 大阪総合デザイン専門学校 イラストレーション科 卒業。紙や布に伸びやかで、軟らかい空気感のあるイラストを描く。関西を中心に定期的に個展を開催し、作品を発表している。最近は銅版画の作品も制作。単行本の表紙や雑誌の挿絵のイラストを担当するなど、イラストレーションの仕事も積極的に行っている。自身のホームページでは、日々描いている絵をアップしているので、ぜひのぞいてみてください。
http://ikedayu-ko.com