ふわっとした手触りの
リネンのワッフルタオルです。
フィンランド製の大きな織機をつかって天然素材の糸で布を織るgeckoのニシカワアツコさん。ストール、バッグ、敷物やコースターなど、いろんな織布がある中で我が家ではキッチンクロスを使っています。毎日のように使っていますが破れることも、目が荒くなることもありません。手作業で丁寧に織られているからこそ、長く使いたいと思える日々の布になり、大切に使いたいという気持ちでクロスを手に取る自分がいます。周りを見渡せば機械で作られた量産品が沢山売られていますが、安く手軽に、そして使い捨てが当然のようになっている今だからこそ、伝えたい手仕事の道具だと言えます。
今回紹介するのは、私たちが使っているキッチンクロスではなく、リネンで織られたワッフルタオルです。タオルという名前で呼ぶ理由はサイズの関係でかわるようです。もちろん用途は何でも良いと思いますので、日々のタオルとして、キッチンクロスとしてでも、テーブルセンターや、何かを包むものとしても。リネンは使うほどに馴染んで、吸水性も速乾性も出てくるそうです。織りの組織が細かく丁寧なので肌触りもとてもよく、また洗濯機で洗っても強いことは我が家のキッチンクロスで実証しています。長く使うための一枚として、大切な人への贈り物として、ぜひおすすめしたいgeckoの織布です。
ニシカワさんはご自身で作られたクロスなどを穴が空いたりしてきた場合は鞄などに作り替えて使っているそうです。一枚の布でも最後の最後まで大切に使っていくということ、こんなことは一昔前までは当然の事だったのだと思います。
- サイズ:
- 幅340mm長さ750mm
- 素材:
- リネン
織布gecko ニシカワアツコ/orinunogecko1993年 愛知教育大学総合造形コース織専攻卒業
2008年 織布geckoをオープン
2010年 手織教室をはじめる。
2017年 教室を閉じ制作中心の生活に
フィンランド製の織機(織巾120cm12枚綜絖12本ペダルの大きな織機)で制作。天然素材を使ってそれぞれの持つ美しさをいかした織りを心掛けています。日々の暮らしを楽しくさせてくれる、そんなものを作りたいと思っています。
http://orinuno-gecko.net