SEWING TABLE COFFEE 10周年に合わせてつくった一冊。と言って、歴史を語る本ではありません。ふらりと気の向いた時に立ち寄って、その季節、その天気、その時のその瞬間を喫茶の小屋で過ごすように、ぱらぱらっと開いたページを眺めてもらいたい本。白黒の写真、ざらっとした紙、店主のタマケンさんとエミさんの真っすぐな言葉。行ったことがない人でも、知らなかった人でも、懐かしさや親しみを感じていただけるかと思います。

 玉井健二さん、恵美子さん、おふたりの「あるがまま」を大切にする姿から勇気や元気をもらいます。今も続く懐かしい場所に出かける気持ちで、手にとって、たまにひらいて、風に身をまかせるように、草原の傍らに佇む小さな喫茶に、ふらりと出かけていただけると嬉しいです。