岩瀬ゆかさんの作品を初めて観たのは、我が家に大きな大きな、思いもしないぐらい大きな絵がやってきた時でした。今、住んでいる家は日当りがあまりよくないため観葉植物でも置きたいのですが、人が困るぐらいの日当りでは植物だってかわいそう。だからかかもしれませんが、店主は両腕を広げて持つような大きな岩瀬さんの絵を購入。私自身は絵を家に飾るというのは、ちゃんとその絵のための場所をイメージできた時にと考えてきました。一人暮らしの時にはそれがなかなか出来ませんでした。

どんと大きく部屋にかかった岩瀬さんの絵。その絵は緑の木々がとても綺麗で、毎日観れば観るほど、家のというようより私自身の大切な窓か扉のような気がしてきて、時間と共に我が家にも自身にも必要な一枚となりました。作品や絵を購入して飾るというのは思い切らなければできないことだと感じていましたが、その時だけのことを考えるのではなく、長い時間をかけて一緒に過ごしたいと思うものであれば、意気込んででも購入されることをおすすめしたいと今は思うようになりました。

今回ご紹介の三枚はどれもぜひ、誰かの大切な場所に飾っていただきたいものばかりです。青い花の絵の色違いの一枚は、我が家の窓となっています。そして額入りの二枚の額は、simple wood productの江見さんに岩瀬さんからの希望を伝えてつくっていただいたものです。岩瀬さんはガラス越しではなく、絵をそのまま感じて欲しいという思いを大切にされています。私自身も制作の上でそのことを思っているので、とても共感しました。きっと作品も日常の中で、光を受けて、風を感じて、いきいきと成長いくのだと思います。そんな物語が誰かの日々の中ではじまることを心より願いっています。