我が家の家具を大移動しての実店舗を行うということで、食器棚に置くことを考え、ガラスの器を早くに相談して数と種類をたくさんつくってくださいました。グラス、お皿、小鉢、ケーキカバー、美智さんの展示の際にガラスの作品をたくさん観ることはこれまで何度かありましたが、自分の家でこんなにたくさんのガラスを観ていいのかと、この上ない贅沢を味わわせていただきました。店だと言ってもインターネットの中か上か。実際に店舗が常にあるわけではないので、いろんな作品が手元にやってくることを不思議に思うことがあります。二回目の実店舗を行って思うのは、やはり常にお伝えできる場所を持ちたいということ。「ここを観ればいろんな作り手に出会える」から、「ここに来ればたくさんの作品に出会うことができる」へ。いつの日か。いつの日か。

刺繍のシリーズは実際に手から伝えたいガラスの作品です。「ほら、みてください。こんな風に」とお伝えの言葉のイメージもあふれそうなほど。ひとつ、ひとつ、刺繍をするイメージで美智さんが削り描いた模様。そこから生まれる光と影。器というだけではなく、その時、その時を愉しんでいただけるガラスです。今は、そのことがオンラインを通して伝われば嬉しいです。