毎年、星ヶ丘のSEWING GALLERYで七夕の季節に個展を行っていて、今年2014年は同時期にSEWING TABLE COFFEEで豆灯の福井あゆみさんのロウソク展も開催されることになりました。2000年に初めてあゆみさんにお会いした際に、ロウソクとあゆみさんのお人柄に惹かれ「一緒に何かできたらいいですね」というお話をしました。時間を経て、繋がりもずっと続いていた先に、こんなご縁が待っているとは思っていませんでした。あゆみさんのロウソクの灯りのもとで朗読を行えたことも本当に幸せなことでした。今回の展示では、北海道の網走美幌町からご家族と一緒に来られていて、いろいろお話ができたことも貴重でした。朗読の準備のためにロウソクの灯りへの思いも伺えて、私の中にも新たな灯りがともるようでした。

別れる際に、あゆみさんが出会ったみんなと握手をしていて、私も手を握らせていただきました。「ロウソクを触るので、皮が厚くなって」そう言ったあゆみさんの手は、同世代の人の手には思えないぐらい皮が固くなっていて作る人の手でした。17年ロウソクを制作して来て、想いを込めて作られているものを、いろんな方にお伝えできることのありがたさを改めて感じました。大切に伝えていきたいと思いました。

今回のロウソクはミモザ、水仙、菜の花など、春の花をイメージしてつくってくださったロウソクです。六角ライン、六角ブロック、カップ型、そして白のボーダー、どの形も10年前からずっと変わらずつくりつづけている形だそうです。