雲の生まれるところで、まずお願いしたのはハンコそのものでした。ながしまゆうこさんの手仕事をご紹介したいと思ったきっかけは、ゆうこさんからいただいた手紙。今回、便箋や葉書をお預かりして、ゆうこさんが描く世界感をご覧いただくには、まずはこの形なのだと改めて思いました。

2013年12月に6日間だけ実店舗というかたちで場所をお借りして実際作品を手にとってご覧いただく機会を持ちました。インターネットで画面を通してお伝えする店ではありますが、やはり実物を手にとっていただくことにはかないません。どの作品や本だってそうです。ゆうこさんのハンコや葉書はそれが顕著に現れたように思います。手にとってご覧いただく店、実店舗は期間限定でおこないましたが、雲の生まれるところはオンラインでの店です。インターネットという広く遠くにお伝えすることができるこの場所を通して、展示など実際に作品を観ていただける機会に繋げていきたいです。

ながしまゆうこさんがハンコで描きあらわすもの、絵で伝える本としても観てみたいと個人的に思っております。くすっと笑ってしまう愉快な話を想像しています。